【toeic愛好家なら絶対楽しめる小説】不思議の国のグプタ 飛行機は、今日も遅れる
推理小説家、TOEIC愛好家の清涼院流水と、TOEIC講師のヒロ前田によるTOEIC小説!
斬新すぎる!
この世には、TOEIC愛好家、TOEICerと呼ばれるTOEICを愛する人たちがいます。たいがい、TOEIC愛好家の目的はもはやTOEICで高得点を取ることではありません。
どの部分で何問落とすと何点になるのか研究する。
たまに変わるナレータはだれなのか考える。(定番の人とよく変わる人とがいるらしい)
TOEICリスニングに出てくる謎の日常写真を模倣したものを撮る。
最高点を何回連続で取れるか挑戦する。
全国の会場を制覇する。
など、愛好家の中にもさまざまな嗜好があります。
私は単に受け続けてるだけで、まだまだ愛好家じゃない、、そんな、恐れ多い!!
と思ってるんですけど、家にあったOfficial certificate(認定証。点数が書いてあるやつ)を数えて見たら軽く10枚を超えていました。
総額50000円以上ですね。
900点を超えたらTOEICを受ける必要がないという意見もある一方、最高点を取るまでは続ける!!と今でも年に一回の受験を続けてます。
以前から確かに疑問に思ってました。TOEICの世界でよく起きる謎を。
★TOEICで繰り広げられる謎の会話。
Q. コピーはどこでできますか?
A.
1. コーヒーショップは二階にあります。
2. ありがとう!助かります。
3. 会議室の隣の部屋でできます。
4. 私は先週コピーを取りました。
想像するとめちゃシュールだよ!
★意見が合わなくても、数十秒で合意に達する同僚たち。
★いつも閉まってる図書館。たいがい移転しようとしてる。
これらの謎は、この本で解き明かされます。笑
TOEICの回答用紙にはマイナー、メジャーの2種類があると紹介されてるなど、たぶん2016年5月の改定前のTOEICに基づいて書かれてるのかな。
TOEICの問題は小説とかと比べてやっててつまんない!と思ってたけど、TOEICの向こうの世界を想像するとそこには一つの物語があったのね!TOEIC愛好家におすすめの一冊!!!
改定後のTOEIC対応版の続編が楽しみだなー!
(この本では、TOEICのイギリスアクセントのおばちゃんとオーストラリアアクセントの男性は滑舌が悪いって書いてあったんだけど本当なのかな...だとしたら、いつもおばちゃんの言ってることよくわからないから嬉しい