国際学会発表のための英語学習
国際学会のための英語学習法をまとめておこうと思います。
オススメの本
国際学会での発表をまとめた本はいくつか出ているのですが、オススメはこちら。
国際学会発表 世界に伝わる情報発信術指南 流れがわかる英語プレゼンテーション How To
- 作者: 佐藤雅昭
- 出版社/メーカー: メディカルレビュー社
- 発売日: 2013/12/13
- メディア: 単行本
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発表に適切な用語や言い回しの紹介の本が多い一方、こちらの本は
・なぜ論文ではなくプレゼンをする必要があるのか
・自信がない英語でのプレゼンに劣等感を感じる必要がないのはなぜか
と言ったプロローグから始まり、
・長期的な視点での英語プレゼンに効果的な学習法
・魅力的で効果的なスライドの作成方法
・難関の質疑応答を乗り切るサバイバルテクニック
・視線や姿勢についてのアドバイス
などなどが掲載されています。
平易でフレンドリーな言葉遣いなので、発表で追い込まれている人には最適の精神安定剤かもしれません。笑
上述の「発表用用語・言い回し集」に類する本も大変役に立つと思うのですが、そちらは英語プレゼンの経験者向けと言った感じがします。こちらの本を読んでから言い回し集に進むのが良いかもしれません。
反響した音を聞き取る
上記の本でも紹介されているのですが、広い会場でマイク・スピーカーを使うと音が反響して、聞き取るのが格段に難しくなると感じます。
(同時通訳付きの発表でチャンネルを英語にセットし、スピーカーからではなくイヤホンから英語を聞くとかなりわかりやすくなります。)
上述の本ではパソコンの設定を変更して反響した音を作り出し、普段聴いているラジオなどの音源を反響させて聞き取りの練習をするという方法が紹介されていました。
私が利用しているのは、iTunes Uというアプリです。世界中の大学などの講義、シンポジウムを聴講できます。会場での録音なので音声も元々反響していますし、訓練された話者であるナレーターではなく、研究者の音声が多いため、より目指すシチュエーションに近いと思います。勉強にもなるし一挙両得!
今後やっていこうと思う対策はこちら!
・関連分野の論文や過去の発表要旨を読み、専門用語の語彙を増やす
・ゆっくり休憩をとり、英気を養う
・仲間を作り、相談しながら進める。一人で悩まない!
ファイトー!
→無事に発表して来ました!頑張った!
発表後のまとめはこちらです↓